Snowfall 犬を追いかけて化け物のいる森に迷い込むホラーゲーム
Snowfall (Lucidity様製作)
雪の街でモフモフな飼い犬と一緒に雪合戦の隠れ家を探していたら化け物が出る森に迷い込むホラーゲーム
プレイ時間 10分
この作品、ゲームのページにはインストールの方法と序盤の街のスクショしか載っていなく、プレイする前は雪の街で犬を散歩させて住民と話すだけの可愛いゲームだと思っていた。
このゲームを立ち上げプレイを開始すると、思った通り犬を散歩させながらの住民達との会話が始まった。
しかし途中、急に犬が唸った後突如走り出し、追いかけると風景が一変して化け物が出現する黒い森になってしまった。
あまりの世界観の変わりようと奥に待ち受けていた異形の怪物の姿に、これは可愛いふりをしたおどろおどろしいホラーゲームなのだと気づいたのだが時既に遅しで私は絶叫してしまった。
しかし主人公は機転を利かせて、雪玉で蜂の巣や木の上の雪の塊を利用して怪物を倒し進んでいくことができたのだ。
ゲームは最後に出てきた化け物を倒した時点で突如終了してしまったが、ここからは私の考察を始めようと思う。
まず最初に街の住民から聞いた雪合戦の隠れ家というワード。
住民は楽しく遊ぶ子供というより、もう雪合戦を卒業したであろうハイティーン達が多かったが、みんな一様に自分の隠れ家は見つけたけど、主人公にはその隠れ家は教えないと言っていた。
後のホラーゲームシーンでの雪投げで怪物を倒していたことを考えるに、この雪合戦というのは怪物が森を出て街に来たときに隠れて迎え撃つための拠点なのではないかと気づいた。
住民たちは早め早めに隠れ家の準備をしていたが、主人公は愛犬にかまけてギリギリまで隠れ家の準備をしていなかったのではないだろうか。
それに黒い森の怪物たちは最後に倒した怪物を見る限りでは、元は普通の生き物だった。
もしかしたら黒い森に入るとすべての生命はいずれ怪物になってしまうのかもしれない。
隠れ家とは人間が怪物にならないために瘴気が強くなる間街から離れ隠れる場所かもしれない。
そう考えると主人公はエンディング後、すでに怪物になってしまったのかも…
謎は深まるばかりである。
それと最後に、このFloresという子が可愛かったです!!!!!
つねこのプレイ風景