TOMODACHI ぬいぐるみとひとりかくれんぼをするホラーゲーム
TOMODACHI (LZsolar様製作)
家の中で包丁を持ったぬいぐるみから逃げながら儀式を完了させるホラーゲーム
プレイ時間 20分
TOMODACHIは、(おそらく)タイの方が作った2Dホラーゲームです。
ゲームを始めるとお腹の穴を赤い糸で止めたうさぎのぬいぐるみが登場、男の子が3カウントした後、水の中に入れたぬいぐるみに包丁を刺すというOPが流れます。
その後、主人公である男の子を操作して、家の中を探索したり携帯を見て情報を調べたりできます。
携帯を見ると、各部屋に聖水、お守り、塩水の3種類のアイテムを置いて回ることと、この儀式を終わらせ方(塩水を口に含んでぬいぐるみにかけて動けなくして燃やす)の情報が手に入るので、家中に置いてあるアイテムを拾い、組み合わせてそのアイテムになるよう各部屋に置いていきます。(例:塩水は水と塩とコップを置く)
家の中には包丁を持ったうさぎがうろついており、捕まると「I find you.」というセリフと共に包丁で刺される男の子の1枚絵が表示されゲームオーバーにます。
時間制限も有り、時間経過毎に男の子の精神力がなくなり視界が悪くなり、精神力がなくなってもゲームオーバーになります。
厳しい時間制限をくぐり抜け、うさぎも避けつつ全部の部屋に正しいアイテムを置けると儀式が進み、ゲームクリアとなります。
ゲームプレイ中は知りませんでしたが、コメントで『ひとりかくれんぼ』というのを題材にしたゲームじゃないかと教えてもらい、検索しないほうが良いと忠告をいただきましたが検索してしまい、これは完全にひとりかくれんぼを元にしたゲーム、というかひとりかくれんぼそのものだとわかりました。
OPシーンもまさしくひとりかくれんぼでの一連の儀式そのもので、最初のお腹を赤い糸で縫われたうさぎのぬいぐるみは、お腹の中に米と自分の爪を入れて赤い糸で縫うという実際のひとりかくれんぼの儀式を表しています。
おそらく興味本位でひとりかくれんぼを開始し、うさぎのぬいぐるみを包丁で刺し、「次は君が鬼の番だよ」と言ったあたりで、本当にうさぎのぬいぐるみに何かが降霊され動き出してしまった、というのがこのゲームのストーリーなのだと思いました。
うさぎに追いかけられるのは怖かったですが、OPやエンディングの1枚絵が可愛いく、ホラー苦手の私でも無事最後までクリアできたゲームでした。
つねこのプレイ風景