AEIO 大きな羽根を使って滑空したり高くジャンプする3Dアドベンチャー
AEIO (Leafblower Studio様製作)
大きな羽根を使って渓谷から脱出する3Dアドベンチャー
プレイ時間 30分
AEIOは、UE4で学生プロジェクトで作られた、大きな羽根を持った少年が洞窟を抜けたり、巨大な怪物から逃げたりする3Dアクションゲームです。
手に持った大きな羽根で上昇気流を起こしてハイジャンプしたり、両手で広げて持って滑空したりします。
OPシーンでは少年が深い渓谷に迷うシーンが、文章のない連続した1枚絵でストーリーが表現されているため、どの言語の人でもプレイできるというグローバル展開を見据えた感じが良いです。
これ以外の学生プロジェクトのゲームも、OPやEDシーンでは1枚絵でストーリーを表現することが多いので、もしかしたらそれが現在のスタンダードとして教えられているのかも知れません。
ここからは気になったことを書いていきます。辛辣なことを書くかも知れないので注意です。
ゲームはプレイヤーの挙動やカメラの揺れなどは全く酔う要素とか無く、快適にプレイでき、グラフィックも高品質で全体的にレベルが高かったのですが、巨大な怪物に追われるシーンはやりたいことは伝わるものの実装できなかったように思えます。
怪物の登場シーンで後ろ姿が少し写ったと思ったら怪物の頭付近でカメラが固定され、怪物の視点で主人公を追うという演出でしたが全くそれが伝わらなく、プレイヤーの操作もWASDキーで4方向に動けてたのが、勝手に前方に進みつつASキーのみで左右に少し傾けるだけに急に変わります。
追われながら視点での操作の難しさもあってそこのシーンは何度やってもクリアできず、つねこはここで断念しました。
このゲームは18人もの学生により作られたものですが、あまりに多すぎるプロジェクト参加人数のせいで各々のやりたいことがまとまらず、中途半端な上うまく実装できずに瓦解してしまったように感じました。
個々人のレベルは高いように思えるので、これからに期待しています!
つねこのプレイ風景