Makin Biscuits 猫のベーカリーのクッキングシミュレーター
Makin Biscuits (K-Ramstack様制作)
猫のベーカリーのクッキングシミュレーター
プレイ時間 50分 ブラウザ版有り
Makin Biscuitsは、猫のチャーリーが営むベーカリーの一日を体験するクッキングシミュレーターです。
チャーリーがベーカリーをオープンする早朝から始まり、どのパンやケーキを注文しよう悩んでいるお客さんと会話して選んであげたり、在庫を切らしているパンやケーキを作っていく、というゲームとなっています。
この作品には沢山のパンやケーキが登場するのですが、どれも本当に美味しそうで、背景に置いてあるものをみるだけでも楽しいです。
タイトル画面 お店のショーウィンドウには左手前から
3層のレイヤーケーキ、クロカンブッシュ(飴細工で固定したシュークリームタワー)、
パブロバ(メレンゲのタワー)、レインボーケーキ、ロールケーキが並んでいる
店内にもパンやケーキが沢山!
お客さんも、虎柄でネクタイを付けたビジネスキャットや、上品な帽子を被ったシャム猫など、個性豊かで可愛い猫(喜んでいる時の顔が超かわいい!)が5匹+α来店してきてくれます。
目を輝かせるトラ猫とシャム猫
どのお客さんたちも何を食べたいのか決めかねている状態で、チャーリーがお客さんの今の気分を聞き出して一つ選んでいくのですが、選択肢の画像がおしゃれでたまりません!
お客さんに出す候補のパンやケーキ
そして選んだ候補がお客さんの今の気分と合致していたら、選んだものを作っていくベイキングパートが始まります。
料理パートではレシピを元に、材料をスタンドミキサーに入れて混ぜてトレイの上に乗せて焼いたり、クリームを作ってスポンジに塗ったりなど、実際のベイキングの手順で調理していきます。
料理パート画面
主人公のチャーリーやお客さんたちがみんなかわいいし、料理も凝っていて見てて楽しく、ストーリーも(ネタバレになるので詳細は下で)驚く展開があったりして、まさに猫ちゃんとベイキングへの愛が結晶となって生まれた作品でした!
↓このゲームはこちら
つねこのプレイ風景 (4:10~からの料理選択シーンは料理の説明を足しました)
つねこのネタバレ付き感想
つねこはベイキングが趣味なのでゲーム内で作っていて自分でも作りたくなりました!
アーモンドプードルが余っている(500g1000円という安くてたくさん入ってるやつを買ったら使い切れなかった)ので、アーモンドプードルを使うティラミスやマカロンやオペラケーキやシャルロットケーキ作りたいー!
つねこがパンやケーキ作りが本格的に好きになったのは、ブリティッシュベイクオフという、イギリスの料理コンテスト番組を見てからでした。(それまでも簡単なケーキやピザなどは作ってた)
Makin Biscuitsに登場する料理はベイクオフで見た料理が多かったので、普段なら聞き慣れないようなオペラケーキや、日本で定着しているスポンジ生地のティラミスではなく、レディフィンガーを使ったティラミスもつねこは知っていたのでより楽しめました。
それと最後の猫ちゃんについて。
最後に来るお客さんはサバトラの猫の幽霊で、お店に置いていなくてレシピもないクロワッサンを注文してきて一時はチャーリーも困るものの、手書きの『ママのクロワッサン』のメモを取り出し、クロワッサンを調理していきます。
それをチャーリー自身が食べてゴーストクロワッサンにして(!?)猫の幽霊に出すと、猫の幽霊が成仏していきます。
このときつねこは、この幽霊猫がチャーリーのお母さんなんじゃないかと疑っていました。
幽霊が去ってチャーリーの一日が終わった後、「Thank you for playing」という文字とともにチャーリーに似た猫の写真が出てきて、このゲームの猫は作者が飼っている猫なんだと気づきました。
その後スタッフクレジットが流れ、最後にサバトラの猫の写真が出てきて、「In Loving Memory」(愛しい思い出)というメッセージとともに「Riven 2004-2020」と、名前と何かの期間が表示されました。
つねこはここでようやく、あの猫の幽霊は作者が飼っていた猫だったんだと気づいて、この作品は思いがすごく込めて作った作品なんだなーと思いました。
放送中のコメントで、猫に捧ぐゲームだったとありましたが、まさにその通りでした。
猫ちゃんとその思い出をゲームにした作者のK-Ramstackさんに感謝です!