Fortune Cat In New York ハードボイルドな飼い猫の物語
Fortune Cat In New York (Jumo Yang様制作)
ハードボイルドな飼い猫の物語
プレイ時間 30分
Fortune Cat In New Yorkは、元捨て猫の主人公が拐われた飼い主を探す横スクロールアクションゲームです。
舞台はニューヨーク、主人公の『Cat』は中華料理屋の主人に拾われた猫です。
ある日Catが悪夢から目覚めると、飼い主がカラスの集団に拐われ、友人のピギーバンク(豚の貯金箱)も殺されてしまったため、飼い主の救出とピギーバンクの仇討ちのためにカラスの集団を追います。
カラス達はバットで殴ってきたり拳銃を撃ってくるので、Catは仲間のネズミの助けを借りてカラスたちに対抗するため、アビリティを開放しに行きます。
カラスと仲間のネズミ『ヴァレンティノ=アルマーニ』
そして地下鉄にいるネズミに出会い、Catは自分のフォーチューンを他人に分け与えること、つまり拾ったお金をネズミに上げることで筋肉モリモリのマッスルキャットに変身できるアビリティを手に入れます。
同じく主人に飼われている犬のShibaも仲間にし、カラス軍団とその裏に潜む敵から飼い主を取り戻し、ピギーバンクの仇を討つことができるのか?というのがこの作品となっています。
同じ屋根の下に住むShiba
ちなみに本作はデモ版となっていて、ボスであるマッスルラバーダッキー(お風呂のアヒルのおもちゃ)を倒し重要な話を聞くところまでプレイできます。
あと、主人公のCatは見た目はドラえもんと招き猫を足したようなゆるい見た目をしているけど、話し方が硬派でハードボイルド感あふれる作品となっていて、完成版が楽しみです!
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つねこのネタバレつき感想
まず、主人公のCatがほんとに硬派でかっこよかった!
ラバーダッキー戦の直前、Catだけに戦わせるShibaに対してCatが「お前も戦えよ」と言い、Shibaが「My power is weakened by 75 purcent without my master around. It's not my peak now.」(私のパワーは、マスターがいないと75%も弱くなってしまいます。今は私のピークではありません。)という言い訳をすると、「cool.」とだけ言い残し一人戦いに行く様に震えました。
こんなゆるい見た目なのに!
ラバーダッキーから黒幕がピギーバンクで、お金が一杯になって割られてしまうから、割られる前に犯行に及んだという話を聞き、ラバーダッキーを叩きのめした後に「俺はあいつ自身からその話を聞きたいんだ」とピギーバンクの元に向かったシーンもかっこよかった!
それと中華料理屋に飼われている猫と犬なのに、猫も犬もどこか日本風というのも不思議な作品でした。
つねこのプレイ風景