Squirrely Roo Rabbit リスウサギとカメレオンの3Dアクションゲーム
Squirrely Roo Rabbit (Boba Studios様制作)
リスウサギとカメレオンの3Dアクションゲーム
プレイ時間
Squirrely Roo Rabbitは、リスウサギとカメレオンの3Dアクションゲームです。
ストーリーは、カメレオンのギャング達が森の動物たちの色を変えて混乱を引き起こされた世界で、被害を逃れた主人公のリスウサギのルー(リスとウサギと有袋類をあわせた姿)が、カメレオンの子供のキャミーと協力して森の平和を取り戻しに行くというものです。
3Dのゲームですが、主人公やオブジェクトは2Dで、ペーパーマリオのような見た目の作品となっています。(ペーパーマリオみたいな作品に更に元ネタがあるのだろうか疑問!)
森には赤や青、黄色といった色とりどりのフルーツがあって、色がついた敵に同じ色のフルーツをぶつけると気絶させることができます。
フルーツはルーのお腹の袋に入ったキャミーが舌を伸ばして口に含んでから吐き出してぶつけるのですが、キャミーはこの時体を赤、青、黄色と三色に変えて舌を伸ばすことができ、咥えたフルーツの色と体の色を合成して色を変えることができます。
赤いフルーツを赤い体のときに捕まえると赤のまま、青いフルーツを赤い体のときに捕まえると紫のフルーツ、みたいに!
ゲームはデモ版で、まだチャプター3のボス戦までしか実装されていませんが、それでもたっぷり2時間遊べるほどのボリュームがあります。
ステージも迫りくる敵をフルーツで撃退するアクション性が高い場所から、ギミックを操作して進むといった頭を使う場面もあったり、チャプターによっても敵やギミックが様変わりしててプレイしていて飽きがこない、楽しい作品でした。
↓このゲームはこちら
つねこのネタバレ付き感想
まず最初に、主人公のルーが超絶かわいい!
これはOPのムービーだけど、つねこはこれで心を奪われてしまいました。
ちなみに現在ムービーシーンはOPだけ、もしこのゲームが完成した暁にはチャプターごとやエンディングにムービーが追加されてさらにかわいいルーが見られるんだ…きっと…
つぎに、豚の扱いについて
チャプター1の豚の国では、ルーに突撃してきたりするのをフルーツぶつけて気絶させ、お腹に乗って大ジャンプするなどのギミックがあったけど、チャプター2の木の上のリスの国では、なぜか豚はロープで吊るされていて、フルーツをぶつけると滑車で繋がった足場が上下するギミックに使われるという、豚の尊厳を無視するような恐ろしいギミックが実装されています。
最初見た時は、こんな狂ったようなギミック考えた作者はやばい!と思ってたけど、もしかしたら豚は吊るされているだけでフルーツをぶつけられて食べさせてもらえるから、実は吊るされていることを受け入れているのか!?と思ったけど、好物をぶつけられた時は喜ぶけど、そうじゃないフルーツをぶつけられた時は青筋を立てて嫌がるので、やっぱり好きでやってるんじゃないんだろうなーと思いました。
表情も物悲しげ…
お次はステージ構成について。
ギミックやアクション要素盛りだくさんで楽しいというのはさっき書いたけど、たまにコースが置くまで見渡せる場所があって、そういうところに来てこれから進むコースを見た時は、「奥行きすげー!まだまだ沢山攻略できる!」というプラスな感情と、「まだこんなに先長いのか。早くボスまで到達させて…」というマイナスな感情が同時に湧いてきたけど、それは3Dのギミックが多いゲーム特有の感覚なのかなーと考えたりしました。
ちなみに、最も同じ用な感覚を覚えたゲームは「聖剣伝説4」でした。
ココとか奥行きがすごい!
最後に、未完成の部分について。
ここまで良いことばかり書いてきましたが、このゲームには粗が山程あります。
まず操作性があまり良くなく、そこそこのスピードで動く主人公が、移動キーを押した瞬間にすごい勢いで動くので制御が難しいです。
さらには舌を3種類使い分けるというのも面白いアイディアではあるものの直感的にわかりにくかった!
それとチャプター3はチャプター1,2に比べて洗練されていない印象を受け、ギミックの待ち時間がすごい長かったり、ボス戦では倒しても次に進まないといったバグなのか仕様なのかわからない現象も起きました。
ですがここに挙げたゲームの粗以上に、面白いところがSquirrely Roo Rabbitにはたくさん詰まっていたので、つねこはこの作品をプレイしてよかったなーと思いました。
つねこのプレイ風景