アポロガル・エピソード、ストーリークリアした感想!

みなさまこんにちは ミソツネです。

フリーゲーム制作サークル、アンディー・メンテさんによって作られた、アポロガル・エピソードのゆっくり実況動画を作っていましたが、先日ついに完成したのでその感想を書いていきます!!
※ネタバレ注意

 

 

まずゲーム性についての感想

 

タクティクスRPGとしてむちゃくちゃ面白かった!
進めていく際、早くストーリー進めたいのと適度に緊張感がある戦闘が楽しみたかったので雑魚戦でレベル上げなどをせずにストーリーだけをすすめる縛りをしていたけど、それが逆に難易度を低下させた可能性があった。
AMのゲームはこちらのレベルに合わせて敵のレベルも上昇していく作品が多いけど、アポロガルエピソードもその例に漏れずこちらのレベル基準で敵が強くなっていくため、もしかしたらしっかりやり込んだ人ほど敵も強くなって理不尽な負け方をする機会が多くなるのかもしれない。

 

特殊効果がある装備がちょっと少なめかなーと思ったけど、敵は結構そういう装備してるから、縛りで色んなマップに何度も行っていないせいなのかもしれない。
でも他のAMゲーム、RSやGGD2にいるような、物理攻撃を反射したり魔法を無効にしたりといった、下調べが必須な致命的な装備をしている敵がいないのは良かった。
調べるのめんどいし!

 

ミソツネさんが選ぶ使ってて強かったクラス
・万術士
ダメージ半減や攻撃威力1.5倍といった超強力な強化を範囲で掛けられるのは強い!
・精霊魔術士
最強の魔法攻撃クラス 攻撃属性がたくさんあるのが強い 熱波士はなんだろう…
鳥人
最強の物理攻撃クラス しかも遠隔範囲攻撃というね! 鳥人のおかげで他の物理クラスが霞んだ
・魔剣士
魔剣より魔鎧が強かった 敵の攻撃に耐えて勝つためのクラス

その他天術士やテレパスなどは必須クラスの性能だけど、単体で強いわけじゃないので割愛。


敵が使ってて強かったクラス

・精霊魔術士
敵との距離が短いマップだと、初ターンから魔法打ってきて強化前にやられる シナユニのせいで息切れしにくいのもやばい
・ゴーレム
消費TPが少ないながらも威力が高い踏みつけや岩石投げが怖かった 魔術士連れてないと固くて大変
・召喚士
そこらの敵より強い召喚獣を何体も出してくる 召喚士本体を倒せば召喚獣も消えるが、召喚獣にダメージ肩代わりさせるシナユニのガーディアンを持っていたり、初期位置が遠かったりすると召喚まみれになって負ける
・忍者
高レベルだと回避が高すぎて攻撃当たらない! しかも味方PTは風に弱いキャラが多いので手裏剣で大ダメージ与えられて死ぬ
・亡者
飛んでるくせに遠距離攻撃耐性があって非常に硬い ナイトインクラウドという広範囲技で一瞬にして壊滅させられる その上倒しても死体消さない限り復活する 最強の敵

敵の話をすると、敵のAIがかなり賢いのも良いですね。でも欲を言うなら装備選びも賢くあってほしかったかな?
後半の敵が序盤の装備してるの見ると悲しくなっちゃう!


それとこれがクリア時の記録テキストです
https://blog-imgs-133.fc2.com/g/g/g/gggchan/20191211170234577.txt

 

ストーリーの感想

主人公アポロン(ガイガル≒ナナ)と若き日のジスロフであるスーの出会いと、なぜ後の作品でジスロフとナナが互いに無くてはならない存在になったのかが語られる作品だと序盤の方で思ってた。
しかし終盤に明らかになった天界の話やその目的、冥界が作られた経緯など、思った以上に濃厚なストーリー展開で楽しかった!!

そしてなんといっても、ラストで明かされたアポロンのシナユニの正体(ミッドポイントとセイントガールの子供であるラブのが持っていた、キューブとペルセポネの力を併せ持つ最強の力がパッケージ化されたものであるL9999)と、アポロガルエピソードの宇宙が実はいままでの宇宙ではなく、ラストにアポロンのL9999使用によって変化する以前の宇宙であったことが判明したことに衝撃を受けた。
というよりもアポロガルエピソードでの冥界は、RSやあの世で出てきたシステマーのレインが死を拒んだ結果生まれたという冥界と作られた経緯が違って、天界がアポロンを捕らえるために作ったものということが重大なヒントだったのかもしれないけど、そこは全く気にしてなかった。


それと気になるのは、L9999使用後の宇宙ではどのような変化が起こったのかということ。

アポロガルエピソードの後の話であるジスロフシリーズではジスロフは羅門彗星の力に覚醒しているけど、12天もウラカルも健在で天界も存在している。
そしてジスロフの幼少期にはガイガルを含んだロスト・メモリーズとも接触しているが、ガイガルがL9999使用前のアポロンとは別人だったということ。
ロストメモリーズの写真 怪盗プリンスの高難易度達成ご褒美画像なのでサイズは小さくしました


ここからは私個人の考えだけど、スーの羅門彗星の楔として存在する力がアポロンのL9999の力と同等に強く、スーが羅門騎士として目覚める出来事は既成の事実として宇宙が変化していったんじゃないかと思った。

アポロンを捕らえるために天界が作られるはずだった冥界は存在意義を失ってしまうところだったけど、乱造がチュルホロ人、つまりはスーが生まれるために必要だったので、レインという存在によって冥界自体が補完される形になったのだろう。

L9999使用後の世界のロストメモリーズにガイガルがいるのも、羅門騎士覚醒のため、もしくはL9999に願われたスーの幸せのためにアポロンが必要で、姿こそ違うが同じような経歴を持つガイガルとして生まれ変わってのかもしれない。

つまりこの作品でわかったのは、やはりジスロフとナナは宇宙最強の因果で結ばれた最高のカップってことだった!!!

 

それとストーリー最終話、12天にやられていく仲間たちの描写が本当に数日間うなされるくらいトラウマになったけど、よく見てみると雷撃を使ったり凍らせたりといままでの作品で出てきた12天だと使わないような技を使っているっぽいですね

元になった12天を調べてみると、雷はインドラ、つまり帝釈天が使いそうな感じがしたけど、RSでは帝釈天はヴィクトリーヌという体術家っぽい猫人で雷属性を使う描写が無いため、もしかしたらこの段階では別の人が帝釈天なのかもしれない。

氷は謎でした。

 

 


最後に、アポロガルエピソードはとても面白いフリーゲームなのでプレイがまだの人はプレイしてみてください!!

それとこんな最高のゲームを生み出してくれてありがとおおおおお!!!!!

 

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